「雅太郎玩具店のブログより」

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ブースカ製作記 04》

まだまだ細かいパーツを作っています。

本当は既製品を使えば簡単になるのですが
ここは拘りの部分。
キチンと制作していきます。

再放送されている本編を見ると
着ぐるみのバリエーションが沢山あるようで
シーンごとに微妙な違いがあるのに気づきます。
目の部分も夜光ったり
半球状のパーツが回転したり
動眼のように黒目パーツが
フリーな動きをするものがありますね。

まあそこは雅太郎玩具店の特色としての
削り出しパーツを採用することにいたします。

いつもはそのクマに合った大きさや色合いにして
せいぜい2個作るくらいなのですが
今回は量産として多くの数を
作らなくてはいけませんね。大変です。

材料も新たに購入してきました。

基本構成はベースとなる1mmプラバン。
そこにメタリックのラベルシール出力紙に
黒目の輪郭と色をプリントしたものを
貼付けます。

メタリック紙にしているのは
光の入り方で黒目が不思議な奥行きのある
光り方をさせるためです。

今までのクマ用ではアカとかグリーンとか
瞳孔もつけてキレイに反射するのですが
ブースカは基本黒色なので
あまり拘れる部分ではありませんね。
本当の瞳みたいに光彩を入れても
キモチワルいだけでしょうし。

その代わりインクでスミは使わないような
3原色で暗い色を再現しています。
透明な黒というイメージでしょうか。
コゲ茶になるので冷たい感じにはならないようです。

この出力紙を買いにいったら
いつもの量販店にありませんでした。
ノリが強くて紙じゃなくフィルム的なもの。

最近は「ステッカーを作ろう」商品が多くなって
こういうフィルム状のシールは
必要とされなくなっているのでしょうかね。

ステッカータイプだと透明な保護シートが
無駄になるのですよ。

しかしなんとか手に入れることができました。
段々今まで使っていたものも
手に入らなくなることが多くなりましたね

そこに厚めの透明樹脂板を1個分に細かくカットして
接着剤で貼り合わせしていきます。

以前は高透明のエポキシ系接着剤を使っていましたが
硬くなるのは良いのですが
衝撃に弱いと思い、経年劣化も考慮して
最近ではシリコン系の接着剤にしています。
これは万能接着剤で主流になりつつありますね。
たまに昔のゴム系「G17ボンド」を探しても
コンビニとかになかったりします。

今までは模型店にあったCGiクオレスの
「美透明接着剤」を使っていました。
女性向けっぽくスィーツデコやアクセサリー用っぽいです。
これも在庫していないお店が多くなってきました。
別のメーカーでも高クリアな接着剤も発売しているので
そちらでも大丈夫でしょうが
検証も必要なので次回は考えてみますね。

接着完了に時間がかかりますが
これはしっかり接着されているという
気分的なものでしょうか。
簡単に付くものは簡単に取れるイメージなので。

それから細かくカットしてきます。
沢山あるので大変!!

文字数も多くなってきたので
続きはまた次回に。